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旅行記

8月9日〜8月15日 四国.関西方面

(まえがき)
いよいよ待ちに待った夏合宿!鉄研の一大イベントであります。今年は四国に行ってきました。四国という土地にしては珍しく台風の影響もなく、天気も良かったので、非常に楽しいものになりました(非常に暑かったのですが...)四国では鉄道に乗るだけではなく、室戸岬や松山城、それから道後温泉に行くなど観光もたくさんし、ご当地グルメを食べたりしました。また、鉄研の部員同士で宿泊するといったことも初めてで、普段とは違った先輩の意外な一面wを見れたりしました。松山で現地解散後は船で広島に渡り、山陽、関西方面に行ってきました。国鉄型が多く残る地域とあって、撮影に力が入りました。なお、今回より使用カメラはFUJIFILM FinePix HS20 EXRとなりました。それでは、6泊7日のブルアロ旅行記をお楽しみください!

旅行記 その1

さーて、いよいよ始まりました鉄研夏合宿!
ムーンライトながら車内集合なので、小田原から乗ることにしました。小田原からだと、18きっぷを一日分温存できるのです。まぁ、小田原までの小田急料金はかかってしまうんですがね(T_T)池袋までは東武東上線。8000系がくるといいなと思ったのですが...車内ではコブクロを聞きながら西村京太郎サスペンスを読んでいました。池袋からは埼京線で新宿へ。

小田急からは3000形2次車。2次車は1次車と違って、戸袋窓はありません。小田急線には初乗車でしたので、果たしてどんなものかとわくわくしていました。ちなみにJRファンである私は、乗り鉄でありながら全然関東の私鉄には手を出していません。大手でいえば、京王、京急が未乗だったりします(えw こんなんで本当に鉄研部員なのでしょうか?急行小田原行きだったのでこのまま小田原に行くのが普通なのですが、「集合前にどっか行こう」企画で新松田で下車。

新松田からは各停小田原行きに乗車。何をしたいかというと...

見てください!開成ですよ開成\(◎o◎)/!
「かいなり」とかでもなく、正真正銘の「かいせい」です。すごいですよね。時刻表でたまたまこの駅を発見したのが中学一年生の頃。以後ずっとこの駅に行ってみたいと思っていました。別に開成を受験したわけではないのですがねwww受験直前とかにこの駅に合格祈願に来る受験生とかいるんでしょうかね?私はいてもおかしくないと思いますよw

開成からは1000形赤色に乗車。たまに新宿までくるみたいですねw10分程度で小田原に到着。改札の外に出ると、そこには先輩の姿が(>_<)本来ならば私が新宿から乗ってきた急行に乗っていたとのことでしたが、私が開成なんかに行ったせいで先輩を待たせてしまいました。この場を借りてお詫び申し上げます。

小田原からはこちらのムーンライトながら。鉄研一同で先頭1号車(クハ車)に乗車。txpres氏と大垣まで相席に。クハ車だけあってさすがに静かでしたね。ながらには初乗車であったため眠れるかどうか心配でしたが、意外と眠れました。眠れたのは三島〜浜松間、浜松〜熱田間でした。写真は浜松にて。

大垣着。思ったより疲れはありません!!大垣に着くと恒例の「大垣ダッシュ」ですよねwでも、私はこれはやるべきでないと思います。大垣〜米原はたったの30分ですが、その先山陽方面に向かうとなると、新快速でも2時間半以上かかります。だったら新快速で座ったほうが断然お得ですよね。というわけで鉄研一同は、「大垣ダッシュ」を行いませんでした。

米原からは新快速。終点の姫路までこれ一本です。扉が開いた瞬間ダッシュしたため私は席を確保(^O^)/ですが、座れない部員も続出。マスカット先輩は姫路まで立ち乗りだったり...その姿を傍から見ていると非常に申し訳なかったです。でも、快適シートでぐっすり眠ることができました。130キロで疾走するその姿はまるで怪物です。

姫路着。姫路には播但線の103系がいます!ワンマン化改造がされているのが惜しいですが、それでも貴重な103系であることには変わりません。姫路では、何とも貴重な103系同士の併結を見ることがでしましたヽ(^o^)丿

姫路ではやっとw朝食にありつけることができました。まぁ、仕方ないのですが。姫路といえばこの駅そばです(^o^)1949年からずっと続いているこの駅そば、なんと麺が黄色なのです!なんとなくうどんに見えたので初めはびっくりしてしまいました。普通のそばとは違って、もちもちとした触感がありました。非常においしかったです。

姫路から相生までは221系。221系は窓側の席にも肘おきがついているので、私はこの車両が大好きです\(^o^)/でもこの車両って、かれこれ20年選手なんですよねwSO8500氏と相席に。

相生から岡山までは...Yes!115系\(◎o◎)/!ですが、先頭3連は地域色の黄色でした...赤穂線遅延の影響で対面乗換のはずが番線変更。そのため5分ほど遅れての発車となりました。車内では大阪から来たという中学2年生の男の子と瀬戸に住んでいるという鉄道ファンの方と鉄道トークをしていました。中学2年生の男の子は大の気動車ファン(特に西日本の地域色)らしく、私がその写真を見せてあげると大喜びしていました。旅の醍醐味といえばこのような「出会い」ですかねw

岡山では30分ほどの自由時間。弁当や飲み物を買い、燃料を補充してましたwそして撮影タイム!117系サンライナーがやってきました。この117系が果たした役割ってすごく大きいんですよね。オール転換クロスシート、最高速度115キロ、木目調の内装、斬新な全面...関東であれば特急料金を徴収してもおかしくないくらいですよねwこの車両があったからこそ、221系や223系は誕生したのですから!

岡山から坂出まではマリンライナー。いよいよ四国上陸といった感じですね(^O^)5000系の普通車に乗車。車内では先ほど購入した弁当を賞味しつつ、瀬戸内海の絶景を堪能していました。

おおーっ!「こじま」駅ですよこじま!(ドヤッ
漢字が違うのが惜しいのですが...詳しくは私の自己紹介を参照願います。

というわけで四国上陸!!!坂出で下車。そこから121系に乗り換えて多度津へと向かいます。121系って、ライトが205系とそっくりですよねw民営化直前に投入された車両で、残存率100%を誇っています。

多度津で下車。向かった先はJR四国多度津工場!実際に車両を整備している現場を見るのは初めてになるので、非常に楽しみでした。駅から15分ほど歩くのですが、灼熱地獄ともいえる暑さに完全に参ってしまいました( 一一)でも海沿いとあって潮風は涼しかったのですがね。

受付を済ませ、一行が向かったのは昭和10年に建てられたというPR室。ここでまず工場についてのビデオを見ました。ちなみに、JR四国の前身は讃岐鉄道といい、発足は明治22年とのこと。そのころからこの工場はあるのだそうで、古い建物が多いです。社員食堂なんかは旧日本海軍の戦闘機格納庫だったりします。ではさっどく中へ!

こちらは部品の格納庫です。昔はたくさんの部品があったらしいのですが、今は必要最小限のものしか保持していないのだと。そんな格納庫ですが、注目すべきは天井の支柱。なんと木製です(^ム^)太平洋戦争中(昭和16年製である)の鉄節約のためだそうです。そんなお国事情が色濃く残っていますね。

え?こ、これはぁぁぁーーーーっ!\(゜ロ\)(/ロ゜)/
キハ28 2002じゃありませんか!もうとっくにスクラップになっていると思っていたのですが...きちんと保存されていることに部員一同大興奮!しかもDE10 1号機とセットです。ちなみにこのキハ28 2002、もともとはキハ28 2だったそうです。冷房化改造をしたときに改番したのだとか。

続きましては、キハ65 34!
晩年は後述のキハ28 293とコンビを組んでリバイバル急行として走っていました。そんな雄姿が目に浮かびます。

そしてキハ28 293!
この車両の特徴といえばなんといってもこの「猫ひげ」です(にゃー
この「猫ひげ」塗装は、ミュージックホン装着車という意味だそうです。工場公開イベントの時に多度津駅〜工場間のシャトルで使用されるとのこと。しかし説明によると、部品がないため、故障したら終わりだそうです。

キハ28 293の奥にいたのはデカ目湘南色111系です\(◎o◎)/!
年に一回脱線訓練用に使用されているとのこと。使用用途がちょっとかわいそう(T_T)なぜか左半分だけ塗装が新しいのはなぜ?いゃぁー、デカ目の湘南色は初めて見ました。マスカット氏の興奮っぷりがすごかった(当然ですよ!

話は変わりまして、工場内部。これは113系の台車になります(多分... 車両工場ではこうして様々な部品に車両を分解して整備しています。台車そのものを生で見るのは初めてです。またこれを車体にはめなおすんですよね、すごい技術です。

写真右端に写っているのは、車体を持ち上げるクレーンです。その際台車は取り外されていますが。何十トンもある車両をいとも簡単に持ち上げるんですからねw相当な力持ちです。

工場構内を一周し、また元のPR室に戻っていました。室内には展示ルームがあり、貴重なヘッドマークや座席などが保存されています。キハ58、0系の座席やSLのサボなどがありました。一行はお礼を言って工場を後に。徳島へと向かいます。

多度津から佃までは1000系単行です。ボックスがとれなかったため、ロングに着席。ボックスとロングの交互配置のため、ボックスに座っていると、常にロングの乗客からの視線を感じてしまいます。

ウキャーーーー!土讃線といえば坪尻駅ですヽ(^o^)丿
木造駅舎にスイッチバッグ、さらに駅前には人家はもちろんのこと、駅に通ずる道すらないという超一級の秘境駅。5分停車のため、秘境駅ファンの京王6000形氏と共に下車。ウィキペディア先生によると、なんと利用者は一日2人!!!まぁ、納得ですね。四国でスイッチバッグとなっているのはこの坪尻と新改だけです。かつてはシーサス・クロッシングポイントが設置されていました。

駅舎になります。1950年の開設当初からあるこの木造駅舎がいいムードをかましています。駅前にはマムシ注意という看板があるくらいで、道などは本当にありませんでした。もっと滞在したかったのですが...

佃では1分間乗り換えで徳島線に。愛称はよしの川ブルーライン!四国気動車最新鋭の1500形に乗車。画像差し替えで申し訳ないです。車内は転換クロスシートで、気動車とは思えない快適な乗り心地でした。100キロ近く出していて、軽快なジョイント音が眠気を誘いました。

徳島駅外観です。駅ビルを見るとさぞかし立派そうに見えますが、ホームは2面4線(切欠ホームあり)ですので、かなりギャップがあります。それでも四国では2番目に乗降人数が多い駅なのですがw高架化の話もささやかれているとか。

こちらが本日の宿、サンルート徳島です。タリーズコーヒー、サンクスなどの商業施設とビルが一体化しています。部屋に荷物を置いてから夕食に。

駅ビルには「お食事フロア」があり、その一角である「徳島ラーメン岩田家」に入りました。どうやら、鉄研はご当地ラーメン安定のようです。なんというラーメンかは忘れてしまいましたが(>_<)スープに生卵を入れる形式で、とろみのあるスープが特徴でした。食後はホテルに戻り、天然温泉に入浴した後は、鉄研恒例のバルブ大会です!

でわでわ、まずはじめにキハ185系。四国には32両しかいません、意外ですねwこれが人生初めてのバルブ撮影になります。いままでは非撮り鉄だったので、バルブという考えそのものを知らずに生きていたのです(+o+)あぁ、なんてもったいないことを...三脚を持っていないので、手持ちで何とか頑張りました。

続いては、徳島運転所に停泊中のキハ40。全体の量数、残存率からいうとたいそう貴重とも思えないこのキハ40系列ですが、四国には約50両しかいないのです今後1500形の増備により、キハ185系よりも先に消えてしまう可能性があります。バルブの真の狙いはこれだったりします。

1200形です。マスカット氏の三脚をお借りしました。やっぱり三脚だと写真の質が違いますよね。手持ちはNGです。近々三脚を買おうと思います。

しばらくすると、キハ47 2連のタラコ色がやってきました。西日本とは違って原型窓ですから、これは相当貴重です。三脚がないので、ホームにカメラを置いてバルブしました。まぁ人がいないから許された面もあるのですが、ホームにへばりつくというのはみっともない行為だったと反省しています。いやぁー、美しすぎます。ちなみにこの列車は板野(いたの)行きでした!!!(某AKBメンバーとは何の関係もありませんよwww

さてさて、楽しかったバルブ大会も終わり寝る時間となりました。こちらがホテルの部屋です。部屋にはパソコンもついていて、新しくていいホテルでした。これに何と天然温泉付きで6200円とあって、かなりいいホテルです!青梅特快豊田行氏と相部屋に。彼は深夜3時までパソコンをしていたようなのですが、いったい何をしていたのでしょうかね?wwwでは、おやすみなさーい(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

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